クランプメーター 直流電流測定

ねこGです。

”ソーラーシェアリングー運転開始”で測定していたのは、パワコンで集めた直流電流を交流電流(電力会社に売る電流)に変換した後での測定でした。 個々のソーラーパネルの発電量を測るには個々の直流電流を計測しなければいけません 。配線の途中に(配線を切断して)電流計を入れるのは危険です。クランプメーターという電流計があることは知っていましたが、交流電流のみだと思っていました。調べてみると直流電流も測定できるクランプメーターがあることがわかりました。それも、3000円余りで入手可能です。

交流電流測定しかできないクランプメーターは中学校で習う電磁誘導コイルを利用したもので、直流測定もできるものはホール素子を利用したもののようです。ホール素子は製造原価は1円以下で、秋葉原なら数十円で購入できると思います。クランプメーターのクランプ部を見れば、ホール素子を利用したものはプラスチックで一定のギャップを作り、そこの磁場を測定しているようです。

大昔、同僚がホール素子の開発をしていたので懐かしくなり調べてみました。ホール素子で大きくは稼げないでしょうが、現在のIT用のセンサーとして活躍しているのを見るとうれしくなります。