田植えが終わりました

ねこGです。

今年も田植えをしました。去年は初めての田植えで、押して歩く田植え機(2条植え)にてこずりました。今年は4条植えの乗用タイプ(ヤフオクで5万円で手に入れたもの)で少しは楽になるかと思いましたが、昨年同様てこずりました。田植え機の機能学習に2時間余りかかりました。中古ならではの”個性”になれるのにさらに1時間必要でした。たぶん、使える人が使えば問題ないレベルの田植え機だと思います。

反省点を書いておきます。
1.下地を一定に(10-13㎝)耕しておかないと作業しにくい。
 トラクター耕耘の技量(知識)が足りない。
2.田植え機は一定のスピードでスムーズに動かさないといけない。
 ある程度思い切りが必要。
3.支柱の近辺は作業しにくいので、あとで人力で植え直しするつもりで
 操作した方が合理的。

イメージ通りには作業はできませんでしたが、一応田植えが終わりました。 機械植えされた稲株が水田の土に根を下ろし始めるのを見計らって 3日後当たりに手直しをします。

宮ばあちゃん90歳、さっそく素足で入り手直しです。

水稲のパラメーター 株間について

ねこGです。

水稲の場合、この地方だと単位面積当たりどれだけ植え付けるかのパラメーターである株間は広くてもいいようです。水稲疎植栽培(1,2)という方法があり暖地の平坦地で地力があるところで可能で、スペースを開けて植えていても一株の穂数等が多くなり結果として収量はほぼ同じになるようです。この方法の利点は、少ない苗(箱)でいいので省力化・省資源化ができるということのようです。生育力の豊かな土地では自然が自ら最適化をおこなってくれる余力があるのだと思います。宮ばあちゃんも株間を広げたほうが風通しがよく病気にかからないでよく育つといっています。

しかし逆に考えるとソーラーシェアリングの下のように生育力に多少問題がある場合は株間は広げないほうがいいということなのかもしれません。今年は、2種類の株間(普通、狭めor普通、広め)で半分ずつ植えて比較してみようと考えています。明日、田植えなのでそれまでには決めないといけません。

水稲ソーラーシェアリングに興味のあるかた(特に農業研究をやっておられる大学の先生、学生)がいれば一緒に実証実験をやってみたいと考えています。コメント欄からご連絡ください。

水稲のパラメーター

ねこGです。

昨年はわけも分からず、水稲(アケボノ)を行いました。それでも反当り540㎏の収穫がありました。肥料は田植え直後に1度だけやりました。( 基肥一発肥料といわれ、一部の肥料をセラミックコートして緩効性を持たせているようです。)水の管理は宮ばあちゃんに言われるまま(農協の営農カレンダーとほぼ同じ)行いました。

水稲の場合どんなパラメーターが効くのか漠然と考えていましたが、ここでまとめてみます。ただし、かける時間は最小限にします。たとえば、肥料は 一発肥料 を使います。日射条件は”お天気任せ”と”ソーラーシェアリングお天気任せ”になります。品種は食べ比べた結果おいしかったヒノヒカリに決定です。下の論文によると、日射量が少ないと分げつに影響が出るそうなので、パラメーターに株間を入れておきます。そうすると、実質さわれるパラメーターは水深管理のみになります。

水深管理を行うとき、ソーラーシェアリング設備のないところの育成状態に合わせれば従来のままですが、 ソーラーシェアリング設備 の下の育成条件に合わせることも可能です。今回の田んぼでは半分が ソーラーシェアリング設備 の下 になります。水深管理は設備の下に多少重点を置いた管理にしたいと思います。

水稲ソーラーシェアリングの論文が東京大学の修士論文(2016,2017)にあります。いろいろ参考になる考えもありますが、従来のままの条件で育ててソーラーシェアリング下だと収量が下がる(遮光率20-25%で収量80%)という結論です。 ソーラーシェアリング下 の条件に合わせて育てれば10%くらいは収量アップになるでしょうから、 遮光率30-40%で収量80% 以上の可能性は十分あるのではないかと推測します。

6月13日に田植えを行う予定です。中古の田植え機なのできちんと動かせるかどうか不安です。マニュアルをダウンロードして操作の脳内訓練をしておきます。

ソーラーシェアリング―照度の測定例

ねこGです。

ソーラーシェアリング設備がある場合とない場合の照度の比較を実測してみました。2台の照度計を用意し設備内の高さ50㎝のところ(時間によりかげになる場所)と高さ2.5m(かげにならない場所)に置き、5分おきに実際の照度を測定してみました。使用した照度計はサンワサプライのCHE-TPHU5(アマゾンで6800円程度。3万ルックスまでしか測定できない。)でNDフィルターとして黒いフィルムを張り付けてあります。感度の校正は影のできないところで値がほぼ同じになるようにしています。照度が下がるのは雲に覆われた場合、パネルのかげ、柱のかげ等あるようです。相当いい加減な測定ですが(誤差±7%?)6月10日の1日の照度総計は設備内50cmのところで約77%程度の値でした。直射光だけでなく散乱光もそれなりにあるためパネルの遮光率(35%)から単純に計算する65%よりは相当大きい値になっているのだと思います。なお、6月9日もほぼ同じ比率でした。

日射量のデータベースがNEDOにあることを最近知りました。ここのデータを利用して各ソーラーパネル設置業者は年間発電量をシミュレーションしているようです。ここには直射光と散乱光のデータもあります。 倉敷市での年間平均は大体 直射光 : 散乱光 =1:1 程度のようです。散乱光は太陽の光が雲にあたってそこから周囲に散らばって地上に届く光ですから、パネルでかげになって直射光が届かないところへも届きます。晴れたり曇ったりする日の多い日本では、ソーラーシェアリングの時間的にパネルのかげになる部分の影響は低減されると考えてもいいと思われます。

お米についてですが、日射量の少ない東北地方でおいしい米が作れ反当りの収穫量も全国平均以上であるのはなぜなんでしょうか?たぶん東北地方では農家が米つくりに熱心でその地域の気候に合った育成方法、品種改良をした長年の成果だと思います。宮ばあちゃんは現役のころは反当たり10俵作っていたと自慢します。平均より2割増しです。ソーラーシェアリング設備の下でも稲の育ち具合に応じた水管理等を適切に行えば問題なく育てられるのではないかと思っています。

田植えの準備ー水張り

いよいよ田植えが始まります。ソーラシェアリング設備設置後始めて水を張ります。ポンプは近所の人にもらった700Wのものでそこそこ馬力はあります。揚水口から田んぼまで50mの距離を50mmのホースで繋いでいます。お昼過ぎに水を張り始めました。今夜12時ごろまでくみ上げて、様子を見ます。ちなみにポンプにはオフグリッド発電した電力を利用しています。

ソーラーシェアリングの架台を利用して、監視カメラ4台(うち2台は5倍ズーム可動式)を設置していますので、スマホで状態(たとえば水が来ているか)監視できます。当然赤外線LEDも付いていますので夜でも監視可能です。

ムー君 今日も元気です。

農業用ハウスで農機具倉庫

ねこGです。

懸案だった農機具倉庫を農業用ハウスで作りました。エンジン式穴掘り機は1年前に購入してあったので、穴は苦労なく掘れました。22φのパイプハウスも1年前に購入してあったものを使いました。テントは外側銀色の遮光したものをホームセンターで購入しました。5.5m×5.5mで案外広いです。骨組みをもう少し補強しますが、80%はできました。ここにトラクター、コンバイン、田植え機を収納する予定です。片隅に、少しくつろげるスペース(寝っころんで、タブレットが見れる場所)を作ろうと思っています。Wi-Fiはここにも届いているので暑くなければ快適な場所になりそうです。

ソーラーシェアリングと電力問題ー発電量と設置面積

ねこGです。

日本の電力を今後どうするかという議論が高まっています。そこで、太陽光発電の一形態であるソーラーシェアリングは電力問題にはどれくらい寄与できるか考えてみます。わかり易くするために岡山県を例にとります。日本全体を考える場合は大体50倍すればいいと思います。

岡山県には原子力発電所はありませんが、最新の1基当たりの発電能力は100万KW程度です。福島事故前の設備利用率(現実にどれだけ発電できるか)は70%くらいですから時間当たりの平均発電量は70万KWです。

一方ソーラーシェアリング(遮光率33%)は0.1ha(1000平米、約1反)で発電能力50KW程度です。発電は晴れているときしかできませんから、設備利用率(現実にどれだけ発電できるか)は13%くらいまで落ちます。時間当たりの平均発電量は7KW程度です。

すなわち、原子力発電1基分の発電量を賄うためにはソーラーシェアリング10万設備あまり必要です。岡山県の耕地面積は64,600 ha(田耕地面積50,600 ha、総土地面積711,462ha)ですから田だけで計算上はソーラーシェアリング50万設備(原子力発電5基分)設置できます。

岡山県の使用電力量は年間164億KWhです。計算すると原子力発電2.5基分相当になります。従って、計算上は岡山県の水田の半分にソーラーシェアリング設備を設置すれば岡山県の使用電力は賄えることになります

安価で性能のいい蓄電池(またはエネルギーを貯める仕組み)が開発できなければ太陽光発電(ソーラーシェアリング)だけでは電力問題は解決できません。しかしソーラーシェアリングは少なくとも、日本の電力問題に多大な貢献ができるポテンシャルを持っていることは確かです。

太陽の光エネルギーをもらってすくすくと成長しています。(写真を撮るため寒冷紗を取っています。)

通常は寒冷紗をかけ、虫・鳥から守り直射日光を避け適度な日射量、温湿度で苗を育てます。

田植えの準備ー種まきとねこの脱走

ねこGです。

今日の早朝3時ごろ、ねこ3匹小窓をよじ開けて脱走しました。例のごとくキジトラのミー君はすぐ捕まえられました。ロシアンのルー君は車の下に隠れているところを捕まえました。茶白のムー君は暗くて見つからず、明るくなった6時頃に隣のねこと喧嘩をしているのを見つけ連れ戻しました。夕方には窓に取り付けた”ねこテラス”で何事もなかったようにくつろいでいました。

1週間まえ種まきをした稲が順調に育っています。6月15日あたりに田植えをする予定です。成長の様子を見ながらでなるべく大きくなってから植える予定です。田んぼに水を入れる下準備も平行して進めています。トラクターで耕せないコンクリート畦の周り、支柱の周りは昔ながらの方法(人力)で起こしています。作業は夕方涼しくなってからですが、たるんだ体には程よい運動です。

田植えの準備ーちょっと遅めの荒起し

ねこGです。

ソーラーシェアリング設置のため少し遅れましたがトラクターで荒起しを行いました。トラクターは昨年20万円ほどでヤフオクで手にいれた16馬力のものです。(今年は乗用田植え機を5万円ほどでヤフオクで手に入れました。)

昨年は訳も分からず、宮ばあちゃん言われるままにやっていました。深く起しすぎて田植えはぬかるみすぎて大変でした。今年はそれぞの作業の意味、目的は何なのか?等ネットで調べながらやってみてます。地域により違いも出てきますし、育てる品種により違いも出てくるようです。土地の素性?によっても違うみたいでこれが正解というものはないようです。

大昔(35年前)、私が半導体の会社に就職して最初にGaAsウエハの洗浄を教えてもらったことがあります。なぜそんな手順を踏むのか聞いてもほとんどの人は作業手順に書いてあるからというだけでしたが、一人RCA洗浄法に準じてやっていると教えてくれました。その頃は研究開発だったので、どの工程を省いてもいいか簡単な実験計画法を利用して決めたりしました。結果が数日で出るのでそんなこともできたのですが、農業はちょっと違うようです。

昨日早朝、ついにネコ3匹全員が脱走しました。網戸を壊して外の屋根の上に出てしまいました。2時間くらいかけて餌でおびき寄せて部屋に戻しました。

こちらの方向は支柱がちょっと邪魔になる。

こちらの方向はギリギリまで寄れる。

稲刈りが終わりました

ねこGです。

月末に予定していた稲刈りが昨日と今日で終わりました。近所の人に譲ってもらったコンバインで刈り取りました。弟と長男に手伝ってもらい、本日夕方車で20分くらいのライスセンター(個人の方が経営されています)に持ち込み完了しました。今夜乾燥させ、明日の午前中には籾摺り、選別し、玄米になる予定です。6俵を手元に残し、あとは売却する予定です。

これで、一通り 育苗ー田植えー刈り取り やりましたので、来年はソーラーシェアリング(ソーラーパネルの下での稲作)ができると思います。今年は、宮ばあちゃんにいろいろ教えてもらいながらでしたが、来年はもう少しスムーズにできるよう計画を立ててやるつもりです。

主な反省点
1.適度な深さまで耕す。(今年は深すぎた。)
2.コンバインの動作範囲を考えて田植え機を使う。
3.肥料はできるだけ均一に散布する。
4.ジャンボタニシ対策を行う。
5.水管理を自分で行う。(今年は宮ばあちゃん任せでした。)

自分で作ったお米を食べるーー何とも幸せな気分です。ーーおいしいかな?