水稲のパラメーター

ねこGです。

昨年はわけも分からず、水稲(アケボノ)を行いました。それでも反当り540㎏の収穫がありました。肥料は田植え直後に1度だけやりました。( 基肥一発肥料といわれ、一部の肥料をセラミックコートして緩効性を持たせているようです。)水の管理は宮ばあちゃんに言われるまま(農協の営農カレンダーとほぼ同じ)行いました。

水稲の場合どんなパラメーターが効くのか漠然と考えていましたが、ここでまとめてみます。ただし、かける時間は最小限にします。たとえば、肥料は 一発肥料 を使います。日射条件は”お天気任せ”と”ソーラーシェアリングお天気任せ”になります。品種は食べ比べた結果おいしかったヒノヒカリに決定です。下の論文によると、日射量が少ないと分げつに影響が出るそうなので、パラメーターに株間を入れておきます。そうすると、実質さわれるパラメーターは水深管理のみになります。

水深管理を行うとき、ソーラーシェアリング設備のないところの育成状態に合わせれば従来のままですが、 ソーラーシェアリング設備 の下の育成条件に合わせることも可能です。今回の田んぼでは半分が ソーラーシェアリング設備 の下 になります。水深管理は設備の下に多少重点を置いた管理にしたいと思います。

水稲ソーラーシェアリングの論文が東京大学の修士論文(2016,2017)にあります。いろいろ参考になる考えもありますが、従来のままの条件で育ててソーラーシェアリング下だと収量が下がる(遮光率20-25%で収量80%)という結論です。 ソーラーシェアリング下 の条件に合わせて育てれば10%くらいは収量アップになるでしょうから、 遮光率30-40%で収量80% 以上の可能性は十分あるのではないかと推測します。

6月13日に田植えを行う予定です。中古の田植え機なのできちんと動かせるかどうか不安です。マニュアルをダウンロードして操作の脳内訓練をしておきます。

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